海外出張へのジレンマの話

先日、流れてきたネット記事で、芸人のあばれる君が「仕事が忙しくて子どもになかなか会えないという人もいると思うけど、収入を得るのも親の大事な仕事なので耐え抜きましょう」と言っていて、すごく胸に刺さった。

 

そんな中、1歳の末っ子を含めた3男児を残して私は今日から欧州出張。

 

営業という仕事柄、対面で会う大切さも重々承知していて、出張は切っても切り離せないことはわかっているし、わかっていた。

受けた時点でこの日が来るのも見えていた。

 

でも、やっぱり割り切れないなぁ。

 

この仕事が終わったら。

もう一度働き方を見直す。

治らない風邪、ボロボロの身体の自分。

溜まった子供の予防接種、毎日時間に追われて子供たちを急かす日々。

 

働くと決めたし、家族の事情は会社には関係ない。

でも、キャパ以上は受け入れなれないし、そこの線引きは私がしないと誰もできない。

私のファーストプライオリティは、私と私の大切な人と幸せに生きること。

たまに、忘れそうになるけれど。

 

「推し」を応援するということ

30代も半ばを過ぎて、最近改めて切実にお金が欲しいと思う時がある。

今のところ生活に困るほどではないけれど、三人の子供たちを育て上げることを考えるとお金はいくらあっても不安で。

その一方で使いたいものやことは増えていく今日この頃。

なんとも強欲なこと。

 

メーカー勤めをしていて、今更かと言われるけれど、購買は応援だと最近ひしひしと感じる。

その商品を、サービスを、お店を、会社を応援する方法はたくさんあるけど、やっぱり一番の貢献はお金を使うこと。

それがまたその商品、サービス、お店、会社の成長に戻っていく。

そんな当たり前のことに早く気がついて、就職活動ができたらよかったのになんて10数年前の自分に対して思ったりもするけど、何はともあれ。

 

最近、推したいお店がいくつかあるのです。

仙台のベーグル屋さんや鳥取のパン屋さん。

近所のケーキ屋さんや福島のカフェ。

ここがずっと残って欲しいなぁ、ずっと食べたいなぁ、遊びに行きたいなぁ。

そう思うお店に出会えた幸せ。

だからこそ、本当はお金を落として貢献したい。

思いを購入で伝えたい。

 

でもねでもね。

食べ盛り三兄弟を抱えて、将来への蓄えの不安を抱えて、それらに投資するのはなかなかの贅沢品。

ああ、お金が欲しい…に戻ってくる。

自分に苦笑い。

 

さぁ、仕事を頑張りましょう。

家族と楽しく過ごすために、自分の好きなものを応援するために!

 

忙しい平日にもパンを焼く話

我が家は共働きです。

朝は時間との争い。

小学生1人と保育園時2人の登校&登園準備をしつつ、自分たちの身支度をして8:00ジャストに家を出発。

一つでも何かがズレると大慌てになります。

 

が、そんな忙しい朝でも、たまに朝にパンを焼きます。

前日に仕込んで、少しだけいつもより早起きして、冷蔵庫発酵をさせたものを常温に戻してからオーブンへ。

焼きたてを食卓に並べます。

 

一手間です、間違いなく。

にもかかわらず続けているのは、満足感のため。

美味しくて、いい匂いで、家族みんなが喜んでくれる。

自分としても朝から達成感がすごい。

この達成感が、自己肯定感を上げてくれます。

 

明日はソーセージパン。

冷蔵庫でじっくりお休み中のパン生地をちゃんと美味しく頂くために。

明日は気合を入れて少しだけ早起きをします。

明日の朝ごはんが楽しみ!

金のトリニティピアスの話

出産の、自分へのご褒美が欲しくて。

ずっと何にしようか迷って、迷って、迷った結果。

ピアスを購入しました。

K18のトリニティフープピアス。

 

赤ちゃん三男に引っ張られないように耳にフィットして、誤飲防止のキャッチレスで、ずっとつけていてもいいような金素材。

そんな条件に合うものを調べている中で辿り着いたピアス。

ブランドものではないながらも、素材が素材なので、私としてはそれなりのお値段。

2ヶ月ほど悩みに悩んで、ようやく購入。

 

嬉しい!!

 

ここ数年、欲しいものは色々ありながらも家族の買い物が中心で自分の買い物は消耗品ばかりだった中で、贅沢品を購入するのは迷ったけれど、きらりと光るピアスを見るたびに背筋が伸びて笑顔になれます。

 

そして、贈り物ではなく自分で買ったというのもポイント。

誰かから喜ばせてもらうのではなく、自分が自分を喜ばせるために主体的にお金を使うこと。

そういう形も、また頑張ろうと自分を奮い立たせる気持ちに繋がっています。

 

復職して、仕事が始まりました。

頑張るぞー!

レモン柄のスカートの話

久しぶりに買い物に出かけて、レモン柄のミモレ丈スカートに出会った。

それはそれはさわやかで華やかで。

試着してみると、自分が格上げされたようなそんな気持ちにさせてくれる。

数年に一度、本当に奇跡的に出会うお気に入りの服。

一目惚れで、セールを待つことなくその場で購入を決めた。

 

子どもの頃は優柔不断の化身で、洋服どころか、お土産もスーパーのお菓子も決められず、急かされて選んだ後も、あっちがよかったのでは…こっちがよかったのでは…とうじうじと後悔していた。

即決できる下の兄弟たちが羨ましく、いつも自分の決断に自信が持てなかった。

 

特に、服選びは最悪だった。

だから、思えば思春期は、ありきたりの誰も突っ込む余地のないような服ばかり選んでいた気がする。

足のラインの見えない太めのジーンズ。

メンズライクなパーカー。

ありきたりな黒のカーディガン。

地味すぎで、逆に浮いていたような気がするけれど。

歳を重ねた今思うと、なんともったい。

 

でも、そんな鬱々とした青春時代を過ごして、たくさん失敗しながらも自分で決めることを繰り返した今、ファッションは楽しい。

人がなんと言おうと、自分が好きなものに包まれた時の背筋が伸びる感じ。

出会えた喜び。

自分のために服を選べるようになって、それでいいと思えるようになったことだけでも、私は大人になってよかったなぁと思う。

 

2021/6/20

ダクト掃除の話

先日見積もりに来てもらった業者に、ダクト清掃をお願いしました。

結論としては、魚を焼いてもキッチンににおいが残らなくなりました。

清掃の威力、絶大。

 

隙間風が強く、封鎖してしまおうかと半ば思っていた通気口も、出口ひとつの追加カバーをつけてもらい、快適。

二重フィルターになったので、花粉症対策にもなるといいな。

浴室乾燥機も空気の吹き出し方が違うように感じます。

縦型洗濯機の我が家では、この浴室乾燥機が梅雨時の命綱。

今年のお洗濯乾燥に期待!

 

日頃の手入れはもちろん大切だけど、見えない部分のメンテナンスを学んた体験でした。